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執筆者の写真INfinityosaka

「英語で言いたいことが思いつかない」理由と対策


英語で何を言っていいか分からない 対策

初めて外国人の友達と映画を見に行ったときのこと。映画が終わって"How was it?"と聞かれ、"good."と返答したら、怒涛の質問タイム"Which scene did you like the most?" "Did you like the music?" "What do you think of the meaning of ...."Blah Blah Blah...


日本人同士だと、

「どうだった?」

「面白かったね。」


で会話終了のことが多い(少なくとも私はそうでした)のですが、どのシーンが良かったとか、使われてる音楽がどうだとか、主人公の取った行動ってどんな意味があると思うとかそんなことを考えたことも無かったんですよね。だから聞かれてめちゃくちゃ困ったんです。


英語コーチになって、生徒さんから「そもそも言いたいことが思い浮かばないんですよね」という悩みをよく言われるようになり、この映画館での出来事を思い出しました。


今考えると、日本はハイコンテクスト文化(空気を読む文化)なので、いちいち自分を説明しなくても理解されます。そのため、意見や気持ちを聞かれても漠然とした概念化しかできていないんですね。決してそれが悪いわけではなく、それでお互いの気持ちが通じ合ってしまいます。

対して、西洋ではローコンテクスト文化といわれ、 明確に自分の気持ちを言語化しなければコミュニケーションが成り立ちません。


ですので、英語で質問されても答えがすぐに出てこないという方は、


① ローコンテクスト文化があることを認識し、海外の方と接するときは

  自己の考えていることや気持ちをむしろ言っていくことに意識する。

② 日ごろから小さな質問に理由をつけて答える癖をつけることをおススメ 

  しています。例えば、「四季のうち、春が好き」なのであれば、

  「春が好きな理由は、桜の花を見るだけでウキウキできるから」かもし

  れないし、「寒くも暑くもなく気温が過ごしやすいから。」

  などなんでもOKです。

  英検準2級・2級のライティング問題がちょうどいい具合の質問内容です 

  ので、練習してみてもいいかもしれませんね٩(ˊᗜˋ*)وィェーィ♬*゜


私の場合、外国人の方と話をしていて、聞かれたことに対する答えや特に考えも持っていないときの裏ワザは、枕詞やフィラーワード(filler words)をあえて使うことです。

例えば、"That is a great question. Let's see.."とか"Well, I've never thought about it before, but …."などと言いながら何を話そうか考えています(笑)

正し、「えーと」のような表現を何度も使うとウザイので、多用しないようにしましょう。


今日はここまで。

Have a great day!



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